ゆきはるパパです、こんにちは。
本日はハイエースのセカンドシートの裏側を補強して、平坦なベッドスペースを延長拡大するDIYについてまとめます。
ハイエースワゴンはわかりませんが、業者仕様のハイエースバンのセカンドシート裏は、何も補強をしていないとベコベコでとても人が体重をかけられる状態ではありません。
セカンドシートを倒した状態にすることでベッドキットから同じ高さの平坦な就寝スペースを2m以上にすることができるのですが、セカンドシート裏がベコベコだと大人が体重をかけて就寝するのは不安なので、シート裏を補強して平坦スペースを拡大することが目的です。
市販されているセカンドシートバックパネルは高い
ハイエースを車中泊仕様にしている方々のブログを見ていると、やはり皆さんベッドスペースを拡大するためにセカンドシート裏の補強は必ずやっているようです。
僕が購入したベッドキットだと座席後ろからのスペースだけで180cm*150cmは確保できますが、セカンドシートを倒すことで210cm*150cm程度まで拡大させることができるので、人数が多いときには広げて利用したいですね。
市販されているものを調べると、ユーアイビークルのこちらがよく出てきますが、とにかく高いです。
送料込みで18,500円。

この商品の写真を見る限り、とてもシンプルな作りなのでDIYできそうと判断して、早速必要な部材を買いました。
ハイエースのセカンドシートバックパネルを自作する
必要な部材は主に2つのみ。
1200*500のコンパネ(合板・ベニヤ)
補強のベースとして、12mmのコンパネを用います。サイズは1200*500です。
コンパネ(合板・ベニヤ板)はネットで買うと送料半端ないので、ホームセンターで1800*900を買いましょう。
で、ホームセンターのカットサービス(1カット30円とか)で、1200*500で依頼しましょう。
合板の種類によって金額もピンキリですが、おそらく1,500円くらいで買えるはず。

ウレタンマット厚さ20~30mm
もうひとつは、コンパネサイズと同等のウレタンマット、厚さ20~30mmです。
ホームセンターでも売ってるかもしれませんが、近所のホーマックやコメリには良い感じのが売ってなかったので、厚さ30mmのウレタンマットをアマゾンで買いました。
2,400円程度。
合計すると、材料代や加工賃込みで4,000円くらいですね。
ハイエースセカンドシートバックパネル作成手順
コンパネはホームセンターでカットしてもらっている状態でスタートします。
コンパネのバリをヤスリで削って養生テープを貼る
カット済みのコンパネはトゲトゲがあると思うので、それをヤスリで削って綺麗にします。
ササクレがあるとちょっとした瞬間に手にトゲが刺さって痛いので、注意深く作業したいところ。
電動のサンダーやグラインダーがあれば便利ですが、なければ紙ヤスリ(100番くらい)でも十分です。
これから買うならグラインダーを選んで切断・研磨、あらゆる作業を1台で済ませるのが良いですね。
周囲のトゲトゲがシート内で刺さらないように養生テープで保護しておきます。
ガムテープなどでもいいかなと思います。(養生テープだと剥がす時も綺麗に剥がせます。)

ウレタンマットをコンパネサイズで切る
アマゾンから届いたウレタンマットの上にコンパネを置き、サイズを合わせてウレタンマットを切ります。

最初カッターでやってみたらウレタンマットがボロボロに取れるので、途中からハサミに変更しました。
裁ちばさみとかあればきれいに切れると思います。
ダイソーやセリアで買える百均ハサミでも問題なく切れましたよ。
ハイエースのセカンドシートを開ける
セカンドシートを倒して、運転席側からチャックを徐々に開けていきましょう。
チャックは表裏が逆になっていて動かしづらいですが、無理やりやると壊れるのでゆっくりジワジワとね。

最後まで開けないとコンパネもウレタンマットも入らないので、全開にしましょう。
コンパネ、ウレタンマットの順で入れる
全開するとこんな感じ↓

きちんとチャックが開いていれば無理なくコンパネ、ウレタンの順番で入ります。
ウレタンマットはちょっと入れづらいので、コンパネとウレタンの間に手を入れて、グイグイ押し入れていきましょう。
全部入ると、ちょうど良いサイズ感で重なります。

チャックを閉めたら完成です。
ハイエースセカンドシート裏補強まとめ
ということで、今回はハイエースのセカンドシート裏にコンパネとウレタンマットを入れて補強する方法について解説しました。
コンパネ12mmとウレタンマット30mmを入れて合計で42mm厚で補強しましたが、70kgの大人が乗っても凹むことなくクッション性もばっちりです。
市販されているものと比べれば、材料代だけで相当安くなりますし、誰でもできる超簡単なDIYなので、ぜひ真似してみてください。
ではまた、パパキャンプでした。